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避妊相談(避妊ピル、子宮内避妊器具、緊急避妊ピル)
ライフスタイルに合わせて、避妊ピル(ラベルフィーユやアンジュなど)や子宮内避妊器具(ミレーナなど)を用いて、適切な避妊方法をアドバイスしております。
避妊ピルは、1シートで4週間分です。副作用などがないことを確認して、3シートずつ処方が可能です。
子宮内避妊器具(ミレーナ)は、1回挿入すると5年間効果が持続します。挿入するのは月経直後もしくは中絶手術の1週間後です。
また、避妊に失敗したと思われる場合は、緊急避妊ピル(レボノルゲストレル)を処方することができます。ただし、72時間以内(早ければ早い方が良い)に服用することが大切です。
毎回鎮痛薬を飲まないといけないほどの月経痛(生理痛)や過多月経(ナプキンを頻回に交換しないといけないなどの月経量が多い)、月経前症候群(月経前のメンタルの不安定さや体調不良など)がある場合は、保険診療での低用量ピル処方が可能です。
ご不明な点はお気軽にご相談ください。
月経周期調節、月経移動
スポーツ大会や試験、旅行などの大事な予定に合わせて、月経が重ならないように調節することを月経移動と言います。月経調節用のピルを内服することで、月経を早めたり、月経を遅らせたりすることができます。
月経を早める場合は、月経のずらしたい周期より前の周期に来院していただく必要があります。
大事な予定の日にピルを飲まなくて済むことがメリットですが、ごく稀に不正出血を起こす場合があります。
また、月経を遅らせる場合は、月経予定日の約5-7日前からピルの内服を開始し、月経が来ても良い日まで内服をします。ピルの内服を中止すると通常であれば2−3日で月経が起こります。
ピル内服の副作用としてムカムカを訴える方がいらっしゃいます。
そのような場合は吐き気止めもありますので、ご相談ください。
緊急避妊とは
緊急避妊
アフターピル・緊急避妊ピルとは、「無防備な性行為をもった」、「避妊に失敗してしまった」、「レイプ被害を受けた」など望まない妊娠を避けるために服用するピルのことを言います。
性行為後72時間以内(できるだけ早い方が効果が高い)に女性ホルモン製剤を服用することで着床を防ぎ、避妊することができます。
性行為後72時間以内(できるだけ早い方が効果が高い)に女性ホルモン製剤を服用することで着床を防ぎ、避妊することができます。
当院で扱っているのはノルレボ錠のジェネリック医薬品であるレボノルゲストレル錠1.5mgになります。
レボノルゲストレル錠の特徴は、従来の方法(ヤッペ法)と比較して、吐き気などの副作用が少なく、1回の内服で良いこと、高い妊娠阻止効果があること、などです。
避妊回避できたかどうかは、平均的に10日〜14日後に月経(生理)があります(まれに4-5日で来る方もいます)。3週間経過しても月経が来ない人は妊娠の可能性も否定できませんので、妊娠検査をする必要があります。
診察は、問診票の記入と診察室での服用のみです、内診や検査は行いません。
費用(自費診療)
自費診療 | 費用(税込) |
避妊ピル (ラベルフィーユ28) | 2,200円/1シート |
避妊ピル (アンジュ28) | 3,300円/1シート |
避妊リング (ミレーナ) | 55,000円/1回 |
緊急避妊ピル (レボノルゲストレル) | 9,900円/1回 |
月経移動 (プラノバール) | 3,300円/1回 |